テレビ=クリエイティブ/ネット=金?

ライブドア騒動の時、テレビの人ってどうしてそんなにプライドが高いのか不思議だったんだけど。こんなのをさっき読んだ。

毎日新聞10日夕刊「テリー伊藤の現場チャンネル」より

たしかに経済の論理で言えばテレビ局は金で買える。しかし、どんなに金を積んでも買えないものがあった。それはソフトである。ライブドア楽天も、残念ながらそこがわかっていなかった。

ソフトっていうのは放送局にしかないものとでも思ってるのだろうか。

そこには、いくら札束を積まれようが動かない連中がたくさんいる。「俺は命をかけてこの番組をつくる」「この番組をおもしろくするためなら死んでもいい」という情熱のほうが金よりも大事だと思っている時代遅れのテレビマンたちがいる。テレビのソフトというのは、そういう人々がいてこそはじめてつくりだされるものだ。金とか株とか数字とか、そういうものだけでは動かせないのがテレビでありテレビ制作者なのである。

外からは見えないだけなんだね。

ITで儲けるよりも、ものづくりで儲けたほうがカッコいいということを示すのだ。

ITはものづくりじゃないのか…。
いや、ほりえもんミキティがクリエータかどうかは私には判断つきかねるんだけど。


テレビ=商業主義、ネット=自由でクリエイティブという見方こそステロタイプだったのか。
彼方からみれば真逆だというのは新鮮な驚きかもしれない。