ホビットがゲームに登場しないという話

あー、"ホビット"は主に版権(トールキンの遺志というより遺族と出版社が握ってる権利)の都合で他のRPGで種族として使えないというのが定説ですが、これについては本当に駄目かというとはっきりしません。
アメリカだとTRPG業界でも意匠権(ないしキャラクター権)ってホントにうるさいようで(某鈴木土下座衛門*1は有名ですよね)、その点で他者のオリジナルを使うことを極力避ける傾向にあるんだと思いますが、果たして本当にホビットをゲームに登場させると訴えられちゃうのかってーと。個人的にはすごく疑問です。だって訴えの根拠弱すぎます。

ま、実際のところホビットは人間側の呼び名である「小さい人(halfling)」としていろんなゲームに登場しています。指輪ファンにとってhalflingとhobittは全く同一物(NihonとJapan、みたいな)なので、別にhobittという呼称にこだわる必要はないんですけどね。

#あ。hobittってちゃんと出てくるゲーム一本思い出した。アレ、あんまし金払って使ってるようには見えないよなあ。やっぱ「hobittは×」って単なる言い伝えなんじゃ…。

*1:少年ジャンプの連載に登場したD&Dモンスター「ビホルダー」について米TSR社からクレームがあり、コミックで名前が鈴木〜に変更されたという話