「二つの塔」に関する愚痴の続き。

キーワードから手繰ってくと、うーん、どこでもおおむね好評ですねえ。映画としちゃ迫力はあるし映像綺麗だし悪くはないの…かなぁ? 原作の隅から隅まで覚えちゃってるせいで(原書は流し読みなのであくまで瀬田版での話ですけど)うざったく感じた説明台詞のとこはマイナス査定から割り引かなきゃいけないしなあ。長い話をはしょってなおかつわかりやすくするために必要な改変は確かにあるしなあ。
でも、「短くまとめた」というには無駄な「オリジナル」ありすぎ。アルウェンなんて出番無しでええやん。夕星の光もアラゴルンとの物語もバックグラウンドで語られるから美しいんじゃねーか。エオウィンも瞳で語れ。わかりやすいメロドラマはいらん。無駄な戦闘シーン削ればもっと入れるべきエピソード入ったんじゃねーのetc.. 

商業的なこと考えたらいろいろあるんだろうけど、でも、嫌なもんは嫌なんだよ。うー、眼が腐った。